■EU&ECB首脳の対策不足感

2011年12月13日
欧州中央銀行総裁・ドラギ氏のユーロ諸国の国債買い入れ拡大などに対する消極的なコメントは、期待していた投資家を失望させたということでしょう。
完全にユーロは売られ(ドル高)、NYのドル建て商品先物市場は、軒並み下落しました。金先物相場は、あの9月の下げ幅以来の大幅な下げ$1,710→$1,660/オンス台に下落。その他、金属や石油等も軒並み売られました。
EUサミットでの成果も、結局、おおきな成果とは捉えられず、今後の更なる修正を期待されるに至っていますね。
世界が、欧州に注目をしている中、舵取り役の役割は、大変で慎重にならざろう得ないのでしょうが、時に、大胆な策も織り交ぜる事も…と嘆く関係各者もおられるでしょうね。
12月半ばにさしかかり、クリスマス休暇に向け、大商いとは行かない中、まず、この相場が1,700ドルに戻す局面までじっと静観なのでしょうか?!