■象牙とは
象牙(ivory、アイボリー)とは、アフリカ象やインド象の切歯(門歯)のことをいいます。厳密に言うとivoryは象以外の動物の牙・歯・角も含む事もあります。しかしながら日本では「象牙」というと象の門歯のことを指します。
象牙の大きな特徴といえば、「ロゼッタ模様」と呼ばれる縞目模様と独特の光沢感にあります。光線の加減によっては、繊細にごく薄く細工された箇所では透き通ったようにみえる事もあります。
象牙のなかでもアフリカ象の象牙が最高級とされ、重量・全長・太さどれをとっても評価において揺ぎ無い地位にいます。
象牙は昔から日本において天皇家に珍重されたこともあり、高価で尊いものとされております。
■象牙製品
象牙の牙(龍の彫刻)
象牙の牙
象牙の筆筒
象牙の彫刻品
象牙の根付
象牙の香炉
登録票のない物は売買できません。
(※彫刻品や置物は不要です)
たとえ規制のなかった数十年前に購入された物であっても、現在は財団法人自然環境研究センター(平成16年1月「登録機関」として環境大臣に登録される。「認定機関」として環境大臣及び経済産業大臣に登録される)において、登録申請手続きが必要です。
◆登録方法:象牙登録に関して
①「国際希少野生動植物種(器官・その加工品)登録申請書」の提出
こちらの(PDFファイル)申請フォームをダウンロードしてご利用下さい。
記入に関しましては、
記入例をご参照下さい。
②「象牙の1つごとの写真」を提出します。
はっきりと鮮明に写った画像が必要です。正面からのものと根元部分からのショットを2枚撮ると判り易くていいです。
③「取得の経緯について」記憶が分かる範囲で細かく記入して提出します。
具体的には、何年頃、何を、誰から、何処で取得したなど・・・。
④「第三者による証明」を文章として提出します。
具体的には、実際に見たお知り合いの方などに目撃証言を文章として記して貰い、最後に、その方の氏名・住所・印鑑で締めくくってもらう。領収書が残っていれば、それを提出。
以上①~④を揃えて、封筒(表面に登録申請書在中と明記)に入れ、郵送します。
◆象牙の登録申請書の郵送先
財団法人自然環境研究センター CITES管理事業部
〒110-8676
東京都台東区下谷3-10-10
TEL:03-5824-0953 (平日AM10:00~17:00)/FAX:03-5824-0973
詳細は、
自然環境研究センターのホームページにてご確認下さい。
フォームの記入例もダウンロードできます。
◆申請手数料
器官1つにつき、¥1,100です。