ロレックスの用語~その1~

ロレックス ロレックス

岐阜・大垣の買取ウスイ商会が、ロレックス時計の用語について、分かり易く説明致します。

■機械式時計の基礎的な知識

【クロノメーター】

1951年にスイス時計製造境界が認定した時計の精度規格。

現在はクロノメーター検定協会(COSC)が定めた15昼夜に及ぶ厳しいテストを通過し、日差-4秒から+6秒以内の精度を持ったムーヴメントだけがクロノメーターと呼ばれます。

これを証明する為、ダイアル内に表記されている事が多い。


【振動数】

テンプが左右に振れる回数の事。6振動というとテンプが1秒間で左右に6回、すなわち3往復する。別称ビート。

8振動、すなわち毎時28000振動以上のものをハイビートと呼びます。

スペックでは振動数やビートではなく、Hz(ヘルツ)で表すこともあります。

振動数が上がれば精度も上がるといわれていますが、ロービートでも高精度のものは少なくなく、必ずしも振動数と精度の関係が比例するとは限らない。

振動数が上がるとパーツの磨耗が激しくなるという理由から、あえてロービートを採用しているものもある。

アンティークウォッチは、ほぼロービート。


【レファレンス】

商品型番のこと。どこのメーカーにもあり、レファレンスでどんなモデルかがすぐに分かるのがロレックスの大きな特徴です。

カタログ等ではRef.と略されます。

ケースの12時側のブレスを外すと、ケース厚み部分にレファレンスが刻印されています。反対の6時側には製造番号が刻印されています。

レファレンスの番号の桁と数字で時計の種類やベゼルの種類、ケース素材などがわかるようになっている。

製造番号で、製造年が分かるようになっています。


【エルプリメロ】

名機として知られるゼニス社製の高精度の自動巻きクロノグラフムーブメント。

スペイン語でナンバーワンを意味し、毎秒10振動、毎時3600振動のハイビートを誇ります。

現行のデイトナには搭載されていないが、1988年に発表されたRef.16520のデイトナに搭載されていた経緯をもつ。

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