■絶対欲しいエクスプローラーⅠ
ロレックス・エクスプローラーⅠのアンティークモデルは大変人気で年々評価が上がっています。
特に下記で紹介をする「Ref.1016」モデルは、アンティーク時計愛好家なら"知る人は知る"エクスプローラーⅠのロールモデルです。
【Ref.1016前期型】
1960年~1971年頃
Ref.1016は、3・6・9のアラビア数字に12時位置の▽マークとバーの組み合わせという、エクスプローラーⅠの不変のスタイルをほぼ確立したモデル。
Ref.6610に見られた金色のインデックスが全て白に変更され視認性が改良、防水性も100Mにアップしました。
硬化プラスチック製のドーム型風防。18000振動。
【Ref.1016後期型】
1972年~1988年頃
1972年にデビューしたRef.1016後期型は、約16年間という歴代のエクスプローラーⅠの中でも最長期間製造され続けたロングセラーモデルです。
前期型との改良点は、19800振動のCal.1570が搭載され、ハック機構が初めて備えられているところです。
ハック機構とは、リューズを引くと秒針が停止する機構の事で、これにより正確に時刻合わせが可能となりました。因みにハックとは、戦時下、戦闘前の時刻合わせの際に使う掛け声に由来するとの事です。
この後期型はアンティーク市場で最も人気の高いモデルで、未だに80万円以上のものがあり、特に1988年の生産終了間際のシリアルナンバー「R」か「L」で始まるものは、非常に希少性があります。